消費者金融が倒産する可能性

消費者金融の中でも、銀行系の会社は、よく宣伝文句で“銀行が経営しているので安心です”というようなことを言っていますよね。
この安心というのは、経営破綻する心配をしなくてもよいということでしょう。
金融危機の今、銀行も決して経営破綻の心配がないとは言えない気もしますが、比較的安全なのは確かなのかもしれません。
ところで、消費者金融は経営破綻、つまり倒産することがあるのでしょうか。
もちろんあります。
たとえ大手の消費者金融であっても、倒産する可能性は大いにあるのです。
例えば、最近では大手消費者金融の「武富士」は2010年9月に会社更正法の適用を申請しました。
とはいえ、興味深いことがあります。
大抵の会社は倒産する際、多くの借金を抱えていますよね。
しかし、武富士には5500億円もの資産があったのです。
ではどうして会社更生法の適用を申請したのでしょうか。
消費者金融界では、顧客が利息を払いすぎ、それを会社が返すという状況がよく生じます。
一般に「過払い金問題」と言われていますが、この問題を解決するにあたり、武富士が支払わなければならない金額が1~2兆ほどあり、5500億円しか資産のない武富士は支払い能力がないと判断したということのようです。
できるだけ倒産する可能性の低い会社を選びたいですね。